
第2回目も同様、何も知らされないまま席についたパネラー4名。モデレーターを務める建築家の曽我部昌史氏に手渡されたテーマは『なんだかいろいろ変わっていく』。これを受けて、独自の観点からそれぞれの思いを自由に語りはじめた。まず“最近変装をしている”という曽我部氏は、坊主頭から髪を伸ばしているということで、知人に会っても気づかれないというエピソードを披露。そしてこの発言が、最後とんでもないとばっちり(?)を受けることとなる…。
ほかには、現在の建築物に違和感を抱き、常に変化し続ける路上生活者の家を研究している坂口恭平氏は、変化こそあるべき姿だと主張。一方で、変化に対するとまどいや不安、人間のものの見方が変われば、とらえ方も違ってくるという、とらえどころのないさまざまな種類の変化にまで言及。「形が欲望を変えるのか、欲望が形を変えるのか」と、議論は平行線のまま。
ここで、観客席にいたコミュニケーション工学者である原島博氏が一石を投ずる。「曽我部君の髪形が変わったことで、欲望はどう変わったのか? 今の髪形だと、やせないとかっこ悪いのでは?」と冗談めかすと笑いの渦が巻き起こり、「形が欲望を変えるのかも」と締めくくった。この発言を受けてなぜか「いろいろ形は変わるが、まずは髪形を変えることですべては始まる(?)」というまとめになり、総括テーマは『髪形からはじめよう!』に決定! とまどう曽我部氏をよそに、会場は大爆笑のまま幕を閉じた。
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