
Part3のトークでキーワードとなった“仲間の大切さ”からつながったテーマは『仲間と夢』。なんと、モデレーターの團紀彦氏をはじめとする今回のメンバー4人は、数十年来の仲間で、年に1度はみんなで離島に遊びに行くというほど仲良しなのだそう。奇しくも4人にうってつけのテーマとなったが、改めて“仲間”そして“夢”について考えていただいた。
生死をさまよった経験を持つ竹山聖氏は「人生の本当の幸せって、最期にいい仲間に恵まれたなって思えることだと思う。仲間はこれまで生きてきた財産。だとしたら夢は、これから生きていくためのテーマ」と説得力のある語り口調で述べた。人付き合いは得意ではないという波頭亮氏も、3人には尊敬の念と仲の良さをアピール。また自身が幼少時に病弱だったことから将来への夢を抱かなかったことを告白。「人のやりたいことをお手伝いして、それがうまくいくと楽しい」と、夢を持つことだけがすべてではないと語った。そして意外にも音楽の才能はないと言う三枝成彰氏。「人生のほとんどは勉強ばかりしてきた。才能がないと思って夢を諦めている人は多いが、人の3倍努力すれば夢は叶うと思う」と励ましのエールを送った。
また、海外の仕事を請け負うこともある團氏が痛感するのは「日本も文化やデザインだけではスケールが小さいのでは?これからは文明ということも視野に入れて個人が新しい方向をめざして行くべきだ」とグローバルな観点に立った日本のあり方を提起した。竹山氏は「“文化が仲間で文明が夢”なんだと思う。仲間意識の高い日本人は文化しか作ってこなかったが、もう少し普遍的な文明を見据えていきたい」と、混沌としている日本への指標を提案。『文明と文化』を総括とし、トークリレーは次回へバトンパスされた。
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