
今回モデレーターを務めるのは、知性と品格の漂う佐伯順子氏(なんと、あの伝説のバンド「カブキ・ロックス」の前身メンバーだったとか!)。さまざまなカルチャーシーンを担う5人が集まり、“ハングリー”の本質にあるものをそれぞれの視点から語ってもらった。
秋葉原の “地下アイドル”について詳しいサエキけんぞう氏によると、「地下アイドルは、男性ファンに対して攻撃的。どこか精神的に満たされていないのでは?」と分析。一方で一見何の悩みもなさそうな美人キャリアウーマンが、「神社めぐりやオーラソーマの資格をとったりしている」と、どこか不安を抱えている女性について鏡リュウジ氏は述べる。オタク文化に精通している東浩紀氏は、この現状をふまえ「占い好きの女子と腐女子はオーバーラップするところがある」と鋭く指摘。オタク文化からスピリチュアルブームまで、トークは枝葉を広げ尽きることがないが、精神的にハングリーな現代人の姿が浮かび上がってきた。ハングリーであることがいいか悪いかは別として、昔に比べて選択肢が増えた分、幸せをもっと求めるハングリー精神が助長されているようだ。
一方で観客席からスピーチバルーンに書き込まれたメッセージには「ハングリーになりなよ!なくなったら夢もなくなるよ!」という肯定的な意見も。前向きに『ハングリーは夢の源』という方向でまとまった。欲望がないと成長しないのも然り、しかしそればかりだと疲弊してしまうのも然り、身の丈に合ったハングリーがいいかも!?
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