1980年以来、地方の中核都市で開催してきた日本文化デザイン会議ですが、26回目となる今年は、昨年の丸の内に引き続き、東京での開催となりました。
文化の発信地を目指す六本木ヒルズを舞台に、若手アーティストの登竜門をめざすアートプロジェクト「ARTISTS BY ARTISTS」をはじめ、シンポジウム、大討論会「知の異種格闘技」、地下鉄車内でのイベントなど、多彩なプログラムを繰り広げました。
主なプログラムは以下のとおりです。
■ARTISTS BY ARTISTS 一般から公募されたファイル570点から、日比野克彦氏、村上隆氏、宮島達男氏、タナカノリユキ氏の4人の審査員が選んだ53の作品を展示。会場全体に熱いエネルギ−があふれ、一般の参加者にア−トの魅力を伝える素晴らしいプロジェクトとなりました。今回の一番の特色は、入選作品だけでなく、公募ファイルをすべて同等に並べたことです。570点のファイルが一堂に並ぶ光景は圧巻で、応募したアーティストにとっても大きな自信につながると同時に、自分のレベルを知る良い機会となりました。美術関係者らからは、評論家やキュレーターではなくアーティストの視線で選んだという点が、ユニークであり、応募者に優しい展覧会になったと好評を頂きました。
また、協賛各社(大日本印刷、凸版印刷、丹青社、ムラヤマ、乃村工藝社)の展示やギャラリーツアーも行われ、現場のクリエイターからの鋭い意見に出品者も熱心に聞き入っていました。来年以降も若手アーティストの登竜門として続けてほしいという声も多く寄せられています。9日間の総入場者数は約3万人でした。
(ARTISTS BY ARTISTS会期は8月22日(金)13:30 〜 30日(土)15:00)