『天水』とは雨の語源である。
[人]が手を広げて上を仰ぐ姿が「天」であり、その天から注ぐものが『天水』(あまのみず)として、雨に転ずる。
豊かな自然の恵み・恩恵を穢さず活かす徳島のおおらかさを『天水』という事場に見出したい。
また『天水』は、今世紀の地球的課題である「持続的な環境循環」をシンボライズしているキーワー
ドとも考えることができ、今回のデザイン会議を通じ、まさに徳島から、この大きな課題に対する前向きなヒントを提案出来るのではないか、と期待します。
徳島の方言としての『天水』には、「少しおめでたくて、調子がよく、一つのことに熱中しやすい人」を表す意味もある。「もの・ことを起すパワーを持った、純粋なキャラクター」とこれを解釈し、お接待の心やボランティアの天国である徳島マインド、1年の全てを阿波踊りに掛ける徳島のパッションをも表現した言葉である。
デザイン会議『天水』開催
山間の神山町から中流域の吉野川市を下り、徳島市に至る吉野川は、そして海へと注ぎ「豊かな食」と「心栄え」と「美」を育てる。それを無心に慈しみ楽しむ徳島の人々の営みが、どのように新たなステージを迎えるのかを、知恵を持ち、技を持ち、カタチにしたい。日本文化デザイン会議では、徳島の人々と一緒に、会員の知恵と技をもって、徳島の新しいカタチを探っていく。
まさに『天水』の流れのほとりをデザイン会議が巻き起こすアクションの起点とし、従来にない発想と工夫を、地元の皆さんと「楽しく面白く美しく」共有したい。
『天水』とは何も考えないのではなく「静かに深く考え抜いて味わう姿」かも知れない。
そんな素晴らしい「徳島」と「徳島人」を内外にアピールするのがデザイン会議といえる。