インターデザインフォーラム TOKYO 2019 VOL10
インターデザインフォーラム TOKYO 2018 VOL9
JIDF学生文化デザイン賞2018
日本文化デザインフォーラム 2012 アートプロジェクト with 北本ビタミン
「カルペ・ディエム」、相変わらず発音しにくいし、覚えにくいワードではありますが、なんと、それに反して昨年3回の「カルペ・ディエム」フォーラムは、毎回大盛況でありました。「今を摘め!」という現在、瞬間に一つの価値を見出そうとする意識が、私たちに共通してあるのでしょうか。というわけで、2017年度日本文化デザインフォーラム主催のIDFT(Inter-Design ForumTokyo)2017 も、「カルペ・ディエム Carpe diem」で続行いたします。六本木の、Super Deluxe という小洒落た空間で、インティメイトに語る、15分間に凝縮されたトークとパフォーマンス。お酒と、美味しいフードを適度にいただきながら、カルチュラルな東京の一夜をご堪能ください。
いま、激しい勢いで世界は「個別化」と「グローバル化」が同時に進行している。対立的なこの二つの傾向が現代を覆い、劇的でしかも未来の見えない時代になった。
情報革命が進行することで世界は一つになったのに、国家も地域も個人も自己回帰を始めている。アメリカがそうであり、EUから離脱するイギリスも然りである。
この状況を僕はハイパー・ネットワークの時代と言っている。
このような時代に大切なのは世界を見渡す小さな「点」である。深く宇宙を極めた「個人」、世界に通じる「此処という場所」、そして、過去から未来を見通す「今という瞬間」こそが価値を持つ時代である。
これからも「今」を、「自己」をそして、「此処」を語り続けたい。
(黒川雅之)
専門はバレエ・リュス、バレエ・スエドワ。幼い頃からバレエに関心を持ち、大学でバレエ・リュスの本格的な研究を開始。『バレエ・リュス~その魅力のすべて~』(国書刊行会)、『バレエ・ヒストリー~バレエの誕生からバレエ・リュスまで』(世界文化社)等の著書。新国立劇場バレエ研修所講師、大正大学客員准教授等。
naokohaga.com
1964年生まれ。『頭山』(02)がアヌシーをはじめ主要なアニメーション映画祭で6つのグランプリを受賞、第75回アカデミー賞®にノミネート。また『カフカ 田舎医者』(07)がオタワなど7つのグランプリを受賞。絵本画家、イラストレーターとしても活躍。映画芸術科学アカデミー会員、東京藝術大学教授。
1986年自然派化粧品ブランド「江原道(KohGenDo)」を、妻であった女優、早乙女愛と共に創業。多くの俳優に愛用される。2002年「人生には未だ、自分の知りえない深遠で壮大な何かがあるのでは?」という想いから江原道を売却し代表取締役を退任後、家族とともに渡米。そこで地球環境の危機的な状況に衝撃を受ける。2009年NPO「R水素ネットワーク」を設立。
公式サイト
http://rh2.org
1978年、つかこうへい版『サロメ』の主演で女優としてデビュー。1981 年、映画『狂った果実』でヨコハマ映画祭新人賞受賞。以降、出演作多数。2004年、短編映画「バラメラバ」を監督・脚本・主演。2008 年、絵画展『薔薇めくとき』を開催。同年度情報文化学会・芸術大賞受賞。本年5月29日~6月18日に、パークホテル東京にて超大作「薔薇のインフェルノ」を発表する。
近作に、サントリー美術館、根津美術館、浅草文化観光センター、長岡市役所アオーレ、歌舞伎座、豊島区庁舎、ブザンソン芸術文化センター、FRACマルセイユがあり、現在、16カ国で多数のプロジェクトが進行中。著書は『小さな建築』(岩波新書)『建築家、走る』(新潮社)、『僕の場所』(大和書房)『広場』(淡交社)他、多数。
1980年生まれ、ダンスカンパニー <東京ELECTROCK STAIRS> 主宰。HIPHOPを中心としたストリートダンステクニックをベースとしながらも既存のスタイル化されたものに捉われない独自の表現を探求。17歳よりプロとして活動している。近年の作風としては自作音源と曖昧にシンクロしながら、比喩と現実の狭間でシンプルかつ夢想的に作っている。外での公演も精力的に行い、国内外問わず活動中。