活動内容

日本文化デザイン会議

'02 東京・丸の内 江戸開府400年記念事業プレイベント テーマ「否常識!東京会議」
'02 東京・丸の内
江戸開府400年記念事業プレイベント
テーマ「否常識!東京会議」

■会期 - 2002年11月1日(金)~3(日)
■講師数 - 99名
■参加者数 - 約12,000名
■開催地 - 東京都千代田区丸の内地区
(丸ビル/東京国際フォーラム 他 )
■主催 - 日本文化デザインフォーラム/
「第25回日本文化デザイン会議東京・丸の内」
実行委員会
(千代田区/東京都/東京商工会議所/江戸開府400年記念事業実行委員会/東京コンベンション・ビジターズ ビューロー/大手町/丸の内/有楽町地区再開発計画推進協議会)
■後援 - 経済産業省/国際交流基金/日本青年会議所/全日本広告連盟/大丸有エリアマネジメント協会
■特別協賛 - 三菱地所

議長 - 水野誠一
副議長 - 植草一秀/奥谷禮子/野中ともよ
委員 - 石井和紘/伊住政和/榎本了壱/大江匡/河原敏文/佐伯順子/
坂井直樹/サイトウマコト/千住博/高城剛/俵万智/團紀彦/
中尊寺ゆつこ/千葉麗子/馬場璋造/日比野克彦/マリ・クリスティーヌ

 1980年以来各地方の中核都市で開催してきた日本文化デザイン会議ですが、25回目となる今年ははじめての東京での開催となりました。テーマは「否常識!東京会議」、オープンしたばかりで話題の丸ビルと東京国際フォーラムを会場に、江戸幕府400年記念事業のプレイベントとして開催されました。







 初日1日は午後からサミット1「大丈夫!?東京ー文化の裏から表から」が行われ、4時間にわたって、政治家、財界人、アーティストなどさまざまな分野の22名余の講師が現在の東京の問題点などを鋭く論議しました。同時に行われたサミット2「超常識iTOKYO ベンチャー解議」では、IT界をリードする面々が一堂に会する貴重な機会となりました。夕方からは開会式が行われ、日本文化デザイン賞授賞式において大賞の日産自動車カルロス・ゴーン氏はじめ受賞者が表彰を受けました。




2日からは、丸ビルを舞台に江戸、広告、経済、都市論など11の分科会新しい女性像を論じるサミット3「丸の内 女男女魅力快議」、講師と参加者が自由に語り合う「たむろ街」がなごやかに行われました。1階では、日比野克彦プロデュースによるくす玉から紙ヒコーキが舞うチャリティイベントも行われお子様も参加して楽しんでいました。



 3日は、8つの分科会と閉会式が行われました。その中で公募した「東京を詠む」俳句と短歌の最終選考会が行われ、約2000通の応募者の中から俳句部門の大賞に尾形笑子さん(62才:埼玉県)、短歌部門大賞高屋由美子さん(26才:静岡県)他優秀賞などが選出されました。






今回の会議を終え、水野誠一議長は「正しい文化的刺激を与えて東京を再生したいと思っています。東京は再開発されているけど再生されていない、今回で終わったわけではなく来年は六本木で日本文化デザイン会議を開催します。」と述べられました。
 丸の内を舞台にした「第25回 日本文化デザイン会議東京・丸の内」は、各界の第一線で活躍する異業種の講師の方々による知の格闘技を3日間にわたり繰り広げ、参加した多くの方々とともに21世紀的な視点で東京を考える会議となりました 。







【議長メッセージ】
時代は21世紀に入り、あらゆる20世紀的な価値観が崩壊しはじめている。
終身雇用神話の崩壊 土地・株式神話の崩壊 消費拡大神話の崩壊など金融システムをはじめとする経済構造自体が変質しはじめている。
東京というメガロポリスもさまざまな問題を抱えている。
財政問題 ゴミ問題 環境問題 都市の人工空洞化などもその一部だが、バブル時の乱開発によって東京の伝統的な文化そのものが破壊されてしまったという問題もあろう。
経済的な意味での都市再生プロジェクトは今なお進行中であるが、真に重要なのは、文化的、環境的な都市再生という問題意識ではなかろうか。
ここでいう文化とは、狭義の文化ではなく、生活に関わる文化全体を意味している。
またここでの環境とは、都市公害問題での環境だけではなく、人間の生活空間としての環境を意味している。
こうした東京の課題を、丸の内という東京のシンボルの再開発事例を中心に考えていくのが今回のシンポジウムである。
丸の内という20世紀をリードしてきたビジネスセンターが、新しい21世紀に対応するシンボルゾーンに生まれ変われるかどうかを考えるとき、従来の常識を一旦否定してみる「否常識」が重要なキーワードになるのではないか。。


第25回 日本文化デザイン会議東京・丸の内
議長 水野 誠一