ラボブログ TOP > 民族誌映像から新たな世界展望へ 活動一覧 > イベント > 第1回 伝統行事の再生と映像ラボ
ラボマスター:大森康宏
ラボディレクター:佃一可 佐伯順子 土佐尚子
<第1回開催>
三陸海岸の民俗芸能の復興と現状(ご案内)
~ 上映と対談 ~
◆ 日 時 : 2012 年11 月25 日(日) 14 時00 分~17 時00 分 (予定)
◆ 会 場 : 立命館大学衣笠キャンパス 充光館(地階1F)
※立命館大学衣笠キャンパスへのアクセスは、立命館大学ホームページ参照
http://www.ritsumei.jp/accessmap/accessmap_kinugasa_j.html
※キャンパス内、充光館への地図は別紙参照
◆ 目 的 : 三陸海岸の民俗芸能の復興と現状について、
記録映像の上映を踏まえた対談および意見交換を行う。
◆ 次 第 : 13:30 開 場
14:00 開会挨拶 (立命館大学映像学部 教授 大森 康宏)
14:10 上映と講演
※「岩手県沿岸部の民俗芸能と祭」 <1 時間4 分 2012 年10 月制作>
製作:東北文化財映像研究所 / 演出:阿部武司
※講演者 : 東北文化財映像研究所 阿部武司
15:40 対 談(司会:大森 康宏)
・東北文化財映像研究所 阿部 武司
・同志社大学大学院社会学科研究科 教授 佐伯 順子
・一茶菴家元十四世 佃 一可
・京都大学学術情報メディアセンター 教授 土佐 尚子
17:00 終 了(予定)
◆ 参加費 : 無料
◆ その他 : 終了後、食事会をします(希望者のみ 実費負担)
<記録映像の内容解説(阿部 武司氏)>
3.11 震災発生の一ヶ月後から岩手県と宮城県雄勝半島の震災関連の映像記録を開始した。瓦礫
の中から見つけ出したDVDを再生して体に残っている芸能を取りもどしたいと願った神楽師。
生きてるゾーとやっとつながったメールに託した神楽師。避難所で踊って見せたいと装束の確保
を願った電話の向こう。あの修羅場の中で形を失った故郷に民俗芸能の響きで心の復興を多くの
芸能関係者は訴え実現させていった。映像記録者としては、この様な切実な思いを記録に取らな
いわけにはいかなかった。それがこのDVDの内容だ。鎮魂と復興祈願のイベント。町並みのな
い祭と芸能。年中行事を絶やさない地域。映像から様々な思いが読み取れるはず。図らずも民俗
芸能等基層文化が極限の中で果たしてきた役割が明らかになった。
主催:一般社団法人 日本文化デザインフォーラム / 共催:立命館災害復興支援室
<連絡先 立命館大学衣笠キャンパス 映像学部事務室(充光館内) TEL:075-465-1990>
申し込み連絡は
大森康宏まで
omoriy@im.ritsumei.ac.jp
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